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拓建技術株式会社は、用地測量や土地境界確定測量を得意とする、土木測量・設計会社です。

TEL. 0225-96-1593

〒986-0858 宮城県石巻市三ツ股三丁目2番21号

測量についてABOUT SURVERING

「測量」ってなあに?

 

測量とは距離・高さ・角度を測り、位置・方向・面積・体積を求めることである!

距離 光波測距儀 という機械を使って光を発射し,これが反射してくる波長を換算し距離を求めます。この機械は,数十センチから数キロメートルの距離を瞬時にミリメートル単位で測ることが出来ます。
ところで,測量で求められる“距離”とは水平距離をさします。地上には起伏があり,ここで直接測れる距離は“斜距離”と呼び区別します。この斜距離をある高さの水平面上での点間距離に換算したのが水平距離です。なお,お気付きの方のために付け加えますが,地球は球体ですから,様々な種類・場合・場所の距離が考えられます。これらを求める様々な計算処理が編出されています。ちなみに,高さ50mの2本の鉄塔の間の距離は地上で1000mだとすると,その先端では約1cm長く1000.01mの距離となります。
高さ 水準儀(レベル) という機械を使います。これは視準線が水平面と平行に回転する機械です。この機械を使い予め高さのわかっている地点と高さを求めたい地点それぞれに標尺(3〜5m程の直定規)を立て目盛りを読み,この差(比高)により高さを求めます。高い山でも基本的には,この繰り返しにより人が山を上り山頂の標高が求められています。
この他にも,トランシットという機械を使って俯あるいは仰の角度と距離を測定し三角関数による計算で求めることなども出来ます。
ここで,またまた気づいた方のためにひとこと・・・地球は丸く水平とは重力などのバランスに支配されます。仮に日本からアメリカ西海岸に水路を結び水を流そうとしても,各々の端部をどんな高さに水路をこしらえればいいのかは分かっていません。海を渡る高さの互換は厳密にはいまだないのです。
角度 トランシット(あるいはセオドライト) という機械を使います。この機械に取り付けられた分度器は,最高1秒単位で読みよることの出来る目盛りが付されています。ちなみに時計は1回転60目盛りなのに対して,トランシットの目盛りは,一般に1,080(=3×360)目盛りが付されています。さらに,バーニヤ(ノギスに使われているものと原理は同じ)目盛りが備えてありさらに小単位まで読みよることが可能なのです。

 

「誤差」ってなあに?

◎ 誤差との戦いである!  “誤り”ではありません。どうしても避けることの出来ない真値とのずれなのです。側溝掃除の手間といえばなんと言っても掛け蓋の取外しと再びこれを戻すこと。この側溝の蓋,順序良く元に戻すとき,最後の1枚のスペースが足りず,そこまで入れてきた蓋1枚1まいをわずかずつずらし隙間を広げたり,あるいは逆にそのスペースが大きすぎて・・・などという経験がおありではないでしょうか
10mの区の区間に20枚の蓋をいれるとします。この蓋は,1枚当たり50cmの長さということになりますが,接触面に砂が入ったりあるいは磨耗や欠けなどで蓋そのものの寸法がわずかに50cmの長さに満たなかったりしたりすることでずれが生じるわけです。仮に砂が入り1枚当たり1ミリずつ設置スペースを余計に必要としたならば,最後は2センチの超過,つまり48センチの隙間しかなく当然最後の1枚が入らない事態とあいなる訳です。
測量学とはいわば誤差処理学である!
・・・ちょっと言い過ぎ!?
わずかな誤差も,積もれば見過ごすことの出来ない数字となります。場合によっては,おおきな問題を引き起こしかねません。
技士は,測量の誤差について,発生する要因・最小限に留める方法・生じてしまった誤差を処理する計算の方法につて熟知している必要があるのです。
測量ではこんな誤差が発生します 測量に使用する機械・道具を起因として発生する誤差(目盛り誤差・温度変化による金属等の伸び縮み・性能限界など)
球体を(地図)平面として表現する場合のひずみ
人の作業限界により発生する誤差

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